我が愛猫は、どうやら
嫉妬深いようです。

今朝、私が電話をしている
間ずっと、
ダダダダーッ!
ぴょーん!
ドンガラガッシャーン!
と大暴れ。
電話を終えた途端、
スンッと丸くなって
寝ているという。

はたまた、最近買ったばかりの
iPadに
「Hey、Siri!」と
声をかけると、Siriより速く
愛猫が反応し、警戒するような
まなざしでジッとこちらを
見つめてくるのです。

想像するに
飼い主である私が
自分(猫)以外の存在に
注目しているのが
不愉快なのではないかと
思うのです。
いわゆる”嫉妬”なのかと。
ということは、
猫にも嫉妬という感情が
ある、ということですね。

猫の嫉妬はかわいいとして
人にとっての「感情」って
結構やっかいだな、と
仕事の場で痛感します。

具体的には、
特に好き、嫌い、という
このふたつの感情が人の健康を
左右しかねないと、危うく
感じています。

例えば、「運動」。
健康維持増進には「食事」「睡眠」
と並んで絶対に必要な要素です。
その「運動」はまた3種類に
分かれます。それは
「有酸素運動」「筋トレ」
「ストレッチ(筋膜リリースなど
リカバリー系すべてを含む)」
です。この3種はすべて必要で
バランスよく行ってこそ効果が
現れます。
ところが、ここで好き嫌いが
邪魔をするのです。
例えば健康診断で
生活習慣病が疑われ医師から
運動を勧められたとします。
そこで意を決し、毎日
ウォ―キングを始める。とても
いいことです。
ウォ―キングは有酸素運動。
3種類の内、ひとつはクリア
しました。
ところが、です。
ウォ―キングのみで終わる人が
多いように思います。
1時間前後歩いてきたとして、
当然筋肉は疲労しています。
夜寝る前に下半身だけでも
ストレッチを
してもらいたいのですが
「時間がない」「面倒」と
ほったらかしてしまいます。
一日の筋疲労を
速やかに回復させるためには
有効な手段のひとつです。
やらなければもったいない。
ただ、ストレッチに関しては
好き嫌いより
本当に「面倒」が理由のようにも
感じます。
問題は「筋トレ」。これ、
嫌われてます。(笑)
どれだけ必要性を説明しても、
なかなか分かって
もらえません。
確かに地味で、場合によっては
辛く苦しいわけで、好んで
痛い思いをしたくないのも
分かります。
でも、必要なのです。
体を支え。動かしているのは
筋肉なのです。しかも
それだけではなく、血流、体温、
代謝などに大きく
関わっているのです。
そしてそれは何もせずに
鍛えられることはありません。
そしてウォ―キングでも
筋力アップは望めないのです。

とはいえ人は嫌いなものを
避けがちです。避け続けると
どうなるか。
歳を重ねるごとに確実に
筋肉量は減少します。
すると体を支えるのが
大変になってくる。動きも
悪くなり、疲れやすくも
なります。その体で
ウォ―キングをすれば
関節に負担がかかり、関節炎を
起こすかもしれません。
しかもストレッチなどの
メンテナンスもしなければ
さらにあちこちの痛みや不調は
加速することでしょう。

そうならないように
その都度、3種類の必要性を
伝えようと試みるのですが
この「好き、嫌い」の壁に
阻まれてしまう。

「嫌い」だけではなく「好き」も
強力で、
例えば腱鞘炎を起こしている人に
手芸などの手仕事を
休むように言っても聞かず、
関節を痛めていても
趣味のスポーツは止めない。
痛みの原因を止めずにどれだけ
治療を施しても焼け石に水
なのです。
柔道整復師、トレーナーとして
アプローチすべきは、この
「好き、嫌い」の感情なのかも
しれません。だとしたら
強敵すぎます。




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投稿者について

柔道整復師&パーソナルトレーナー&フィットネスインストラクターです。筋肉、骨、関節を中心に健康に関する情報をあれこれ、読書好きなのでお勧めの本を紹介したり、韓流ドラマ好きなので感動したら思わず感想を書いてしまうこともあるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。

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