今日は2023年1月5日。
年末年始長期休暇の
最終日です。
この年末年始、
美味しいお酒を飲み
御馳走を食べ
どうやら若干太ったようです。
我が家の猫も0.1㎏
増量しました。
猫の食習慣は変わっていない
はずなのに、なぜ？(笑)
さてその御馳走のひとつ、
初めて
「炭焼きレストラン
さわやか」に行ってきました。
「炭焼きレストラン
さわやか」とは。
1976年に創業、
静岡県下に34店舗、
炭焼きハンバーグを
看板メニューに掲げる
レストランです。
以前、長澤まさみさんが
テレビで紹介したことを
きっかけに
県外からの来客が増えたとか。
そして現在も大人気。
店舗外で待つのは当たり前
のようです。特に
年末年始は混みこみでした。
まずトライ１日目。
少しは空いていると思われる
14時ごろに
行ってみたのですが
駐車場で係の人に止められ
「今から２時間待ちですよ。
店内入り口で番号券を
取ってきてください。」と
言われてしまいました。
「ぐぬぬ・・・。」
さすがに２時間はきついので
諦め、近くのファミレスで
食事を済ませ帰宅。
そして次の日。
やはり行ってみたい。
２時間待ちを覚悟で
再チャレンジです。
今度は受付開始時間の
10時を少し過ぎたころに
行ってみました。
が、やはり２時間待ち。
今回は番号券をもらい
近所で時間を潰すことに
しました。
駐車場に車を停めておければ
ぶらぶらと散歩をして過ごそう
と思ったのですが、
一旦車ごと出なければならず、
少し面倒に感じました。
さぁ、2時間。
まず近くにある
ちょっとこじゃれた食品店を
ぶらぶら。
大晦日用の食材を買えて
ちょうど良かったとも
言えます。
とはいえ１時間もいられず
とりあえず車移動。
仕方なく用もないのに
ドラッグストアへ。
それも限界を迎え、少し
早めでもいいのではと
「さわやか」に向かいました。
受付まで行くと、まだ
外で待っていてくれと。
仕方なく歩いてレンタルビデオ
ショップまで行き、その往復で
やっと入店を許されました。
さんざん待たされイライラ
したかというと、
そうでもないのです。
なぜなら受付の男性スタッフが
非常にテキパキと、でも
事務的ではなく
優しさも感じさせ
機転も利かせていて
圧巻だったからです。
その場にいる多くの待ち客への
接客態度を見ているだけでも
和むことができました。
さて、しばらくして呼ばれ
いよいよ「実食！」。
(古くて分かりづらい
表現ですみません。)
小柄な若い女性スタッフが
担当してくれました。
さっそく
看板商品のげんこつハンバーグ
と農園サラダを注文。
げんこつハンバーグは
税込1155円。(2022年12月時点)
オーストラリア産の牛肉を
250ｇ使用しています。
ちなみに
もうひとつの看板商品
おにぎりハンバーグは
少し小さい200ｇ。
名前の由来は
げんこつハンバーグが
父の愛情、
おにぎりハンバーグが
母の愛情、とのこと。泣ける。
ほどなくして
担当の女性スタッフが
アツアツの鉄板に乗せられた
げんこつハンバーグを
持ってきてくれました。
そして丸丸としたそれを
ナイフでふたつに切り分け
切り口を鉄板に押し当て
さらに焼き上げるという
パフォーマンス。
小柄な女性ですから
腕も細く、全力をふり絞るかの
ようにハンバーグにナイフを
押し当て、それを見ている私も
思わず手を握りしめるという。
そしていよいよひと口。
「おいしい‥。」
ひき肉は粗目で噛み応えがあり
脂っこくもなく、
味付けも濃すぎずほど良い。
げんこつハンバーグ、
とてもおいしい。
でもおいしく感じた一番の理由
は、スタッフの接客態度では
ないかな、と思うのです。
１日目の
駐車場整理の高齢男性も、
2日目の
駐車場整理の若い男性も、
店内で受付をしている
若い男性スタッフも
そして接客してくれた
一生懸命な女性スタッフも
とても感じが良く
混んでいること、
待ち時間が長いことの
ストレスを
軽くしてくれました。
食べ終わり会計を済ませた後
担当してくれた女性スタッフが
わざわざレジの横に立って待ち
お礼まで言ってくれたのには
本当に驚きました。
「ホスピタリティ」＝
心からのおもてなし。
最近あちこちで耳にする言葉
ですが、ここまで徹底、実現
できている店もそうそう
ないのではないでしょうか。
長澤まさみ効果だけではない
人気の秘密を知りました。
