今日は
気持ちよく晴れていたので
散歩がてら
桜を観に出掛けました。
特別な名所ではなく
近所の桜の木がありそうな
場所を目指して
歩いて行ったのですが
狙い通りに
桜並木が延々と続く
素敵な小道を発見。
スマホで写真撮影しながら
楽しむことができました。

桜を観ると
何か
特別な感情が沸き起こるのは
私だけでしょうか。

出会いと別れがあり
新生活が始まる
春に咲くからなのか。
やっと満開になった頃には
雨が降り花が落ち、
期間限定の儚さが
あるからなのか。

少し前に観た映画、
「最高の人生の見つけ方」の
ワンシーンを思い出します。
主演は吉永小百合と天海祐希。

ネタバレは最小限にします。
ざっくりと要約すると、
大病を患った
年齢も立場も違う
二人の女性が出会い、
残された時間で力を合わせ
それぞれの本当の望みを
叶えていく、という物語。

終盤、
病が進行し入院生活を送る
吉永小百合演じる女性が
病院の敷地内と思われる
桜並木を歩くシーン。
一歩一歩ゆっくり歩み
とても愛おしげに、
目に焼き付けるように、
桜の木を見上げるのです。
年に一度しか咲かない花。
最後の桜です。
命の儚さや美しさと
自分の人生を桜の花に重ね
見ているような眼差しは
胸に迫るものがありました。

さて、
充分に桜を堪能した帰り道、
さらに、
嬉しいものを見つけました。
私が幼い頃からずっと
あちこちに咲いている
ピンクの小さな花があります。
とてもかわいらしい花ですが
名前も知らずにいました。
最近になって
草花に詳しい方に
その花の写真を見せ聞いたら
それは
「カタバミ」だと
教えてくれました。
私はピンクの花しか
見たことがなかったのですが
黄色もあるとのこと。

それを聞いたばかりの今日、
道端に黄色い花のカタバミが
群生していたのです。
嬉しくて
これも写真に撮りました。

今までも
視界には入っていたのだと
思います。
ただ、
名前も知らず、私の好きな
ピンクの小花の仲間とは
知らなかったことで
見過ごしていたのでしょう。

そう思うと、
「知る」というのは大事。
黄色のカタバミを見たことで
ほんの少し自分の世界が
広がったような
いい気分です。

ちなみに
カタバミの花言葉は
「喜び」
「あなたと共に」
「輝く心」
だそうです。
なんてポジティブな言葉の
連発。
これからカタバミを
見かけるたびに
この言葉を思い出すでしょう。
ますます
この小さな花が
好きになりました。





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投稿者について

柔道整復師&パーソナルトレーナー&フィットネスインストラクターです。筋肉、骨、関節を中心に健康に関する情報をあれこれ、読書好きなのでお勧めの本を紹介したり、韓流ドラマ好きなので感動したら思わず感想を書いてしまうこともあるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。

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