1945年8月6日は広島に
8月9日には長崎に
米軍による原爆投下が
行われました。
今から78年前の出来事です。
私はテレビを観ないのですが、
たまたまYouTubeで昨日
あるテレビ番組の
アーカイブ配信を
目にしました。
8月6日の昨日は
広島に原爆が落とされた、
「原爆の日」でした。
そのため原爆関連の話題として
ある大学生の活動が紹介されて
いたのです。
庭田杏珠さんという
大学生が取り組んでいるのが
「記憶の解凍」という
プロジェクト。
戦前、戦中、戦後に撮影された
白黒写真をAI(人工知能)で
カラー化し、それによって
よりリアルに
戦争の体験を次世代へ
継承していこう
という試みです。
(調べたところ、
東京大学大学院情報学環教授の
渡邉英徳氏との
共同プロジェクトのようです。)
詳しくは下記をご覧ください。
⇩
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00966/
広島では幼い頃から
平和教育が
されているのですね。
知りませんでした。
番組内でも幼稚園の行事として
平和記念館に園児を連れていく
様子が紹介されていました。
園児たちは幼いなりに
感じ取ったものが
あったようです。
中には恐怖で泣きじゃくる子も
いました。この良し悪しには
意見が分かれると思いますが
ひとまず置いておきます。
とても恥ずかしいのですが
私は「戦争」に対して
無知でした。
遠い昔に遠いところで
何かあったらしい、
位の感覚でした。
本当に申し訳ない。
原爆投下は私が生まれる
たった21年前に
起きたことです。
小、中学校の社会科で
習っていたはずなのに
原爆投下、
広島、長崎といった
キーワードのみで
それ以上深く知ろうとは
しなかったのです。
終戦後、日本の経済は
急速に発展し、
私が成人した頃は
「バブル期」でした。
浮かれてました。
社会的にも、個人的にも
開放感があって
アホな私は、何も考えずに
日々を
無駄遣いしてしまいました。
終戦から遠くなくして
生まれた人間ですら
こんななのです。
(私だけかもしれませんが)。
日本の、そして世界の平和を
守るためには、
その時何が起きていたのか
という事実と、
苦しみもがいて死んでいった
人たちの思い、
残された人たちの
苦しみ、悲しみ、
それらすべてを、
できるだけリアルに示すことが
必要なのだと思います。
いや、何が恥ずかしいって
自分より35歳も年下の方が
戦争、原爆に対してここまでの
熱量をもってパワフルに活動
しているという事実。
しかもAIを駆使してできた
カラー写真は、白黒写真が
感じさせる心理的距離感を
取り除くことにみごとに成功し
「記憶の解凍」という目的を
達成しているように
思います。そして
写真一枚一枚が
色を持ったことで
その存在が見る側の私たちに
ぐっと近づいてきて
真実への理解がより深まり、
記憶にも刻まれていくのだと
感じました。
スマートだなあ。
かっこいいなあ。
そして
たのもしいなあ。
まあ、
難しいことはひとに
任せて、
私は私にできることを
していきます。
その第一弾は
何年か前に行った
広島旅行。
原爆ドームと平和記念館に
行きました。
次の目標は長崎旅行。
平和公園や資料館に
行きたいです。
旅行を楽しんでいるだけにも
思えますが、
行動することに意味がある、
ということで。(笑)