ある日
ふと思い立ち
YouTubeで懐かしの
映像を観ました。
それは
一世風靡セピアの
「前略、道の上より」。

https://www.youtube.com/watch?v=OndMvFk0ce0

当時、
コンサートにも行きました。
確か前から3列目。
今や
有名俳優として活躍している
柳葉敏郎さんの汗が飛び散って
いました。(笑)

懐かしい気持ちいっぱいで
古いあまり画像の荒れたそれを
観つつ、コメント欄を
見てみると
「令和版も観たけど‥‥。」と
書かれてある。
「令和版?」
気になってさっそく調べてみると
EBiDANというグループが
カバーしていました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/EBiDAN

芸能事務所
スターダストプロモーション
所属の若手俳優で結成された
グループのようです。
なるほど、「令和版」。

昭和の一世風靡セピアが
武骨で粗削り、男臭いのに比べ
令和のEBiDANは洗練されて
おしゃれな感じ。
まさしく時代の象徴です。

さて、
なぜ唐突に一世風靡セピアを
語っているかというと、
懐かしい映像に感じるものが
あったからなのです。

「前略、道の上より」を
歌って踊る彼らは、
とにかくパワフル。
柳葉敏郎や哀川翔が
横に大きく脚を広げ
立っているのですが
広げ過ぎて戻ってこれるのか
観ているこちらが心配に
なるほど。
「ソイヤソイヤ!」と
叫びながら両手で空を押し上げ
しめの正拳突きをしたかと
思えばクルリンとバク宙。
もう大暴れです。

すごいエネルギーだと
感心しつつ、思い出しました。
私は
フィットネスインストラクター
といって、エアロビクスダンス
などの有酸素運動を指導する
仕事を長年してきました。
その駆け出しの頃の研修で
「インストラクターは
参加者の
3倍大きく動きなさい。
そうしないと参加者には
伝わりません。」
と言われたのを今でも
覚えているのです。
それは本当にそうで、
“1”伝えたければ”3”動いて
やっと
”1”動いてもらえる感じ。
それだけ他者に何かを「伝える」
というのは、
エネルギーが必要なのだと
まさしく体感していました。

そして
体の動きだけでなく
「言葉」にも
熱がこもっていなければ
なかなか気持ちが伝わらないと
思うのです。いまだに
もどかしい思いをすることが
多くあります。

伝わらない原因を
「言葉選び」や
「知識不足」、
「論理の組み立て」といった
テクニックにあるのかと
悩んでもいました。
でも、
おそらくそれ以前に
「熱量」なのだと思うのです。
理屈でもなく、好き嫌いの感情
でもなく、
もう何だか分からないけど
沸き起こるような熱量。

あの頃の一世風靡セピアには
きっとそれがあって
テレビ画面からガンガンに
伝わってきて
だからこそ曲も大ヒット
したのではないでしょうか。

私もできることなら
そんな熱量を生み出したい。
パワフルに日々を過ごしたい
という思いはあるのです。
でもね、
花粉が飛んでるんです。
黄砂もまってるんです。
朝起きてすぐに疲れ
昼にはため息をつき
夜には痛む腰をさするのです。
(笑)
それでも諦めず、
熱を込め、それを人に
伝えていけたらと思います。

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投稿者について

柔道整復師&パーソナルトレーナー&フィットネスインストラクターです。筋肉、骨、関節を中心に健康に関する情報をあれこれ、読書好きなのでお勧めの本を紹介したり、韓流ドラマ好きなので感動したら思わず感想を書いてしまうこともあるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。

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