今年の７月末に
保護猫を迎え入れまして
はや2ヶ月。
人間と猫の生活リズムを
すり合わせ
いい感じに落ち着いて
きました。
そしてやってきました。
飼い主の私と
当の本人である猫にとって
越えなければならないハードル
それは、「去勢手術」。
昭和の時代。
飼い猫も野良猫も
日中のんびりと
道を歩いていたものです。
それも遠い昔のお話。
野良猫は別として飼い猫は
今や室内中心で飼っている方が
多いのではないでしょうか。
良くも悪くも鷹揚な
昭和の時代。
定かではありませんが
外に出していて
妊娠する可能性があっても
当時は飼い猫に
去勢手術避妊手術を施すなどは
珍しいことだったのでは
ないかと思います。
しかし時代は変わり
飼い猫への去勢手術避妊手術は
もはやスタンダード。
もちろん
必要あってのことです。
去勢避妊のメリットは複数
あるようです。
•望まない妊娠の予防
•生殖器などの病気の予防
•発情期特有の問題行動抑制
•雄猫のスプレー(濃く臭い尿)
によるマーキング防止
などなど。
デメリットは
術後太りやすくなり
体重管理に気を付けなければ
ならないこと。
我が家の猫は雄です。
家の中のあちこちに
マーキングされたら大変ですし
発情期に雌猫を求めて
外に飛び出されても困ります。
なんたって交通量の非常に多い
国道沿いの家ですから、
あまりにも危険です。
そうともなると
迷うための選択肢など
ありません。
でも、
考え込んでしまいました。
「人間の暮らしに合せる為に
猫をカスタマイズするって
どうなんだ？」
キレイごとを言っているのは
自覚の上です。
でも実は
手術を済ませた今でも
モヤッとしています。
そんな私のたわごとなど
お構いなしに時は過ぎ、
成長しきっては遅いものだけに
決断しなければなりません。
致し方なし。
動物病院に予約の電話を
しました。
地域で評判の
去勢避妊専門の病院です。
猫の保護主さんや
猫を多頭飼いしている先輩に
勧められた病院です。その病院の
お勧めポイントをまとめると
・去勢避妊手術専門なので
こなしてきた数が多く、
技術力が高い。
・傷口も小さく抜糸もいらず
入院も不要。
・比較的安価。
私は心配性なので
手術日が近づくごとに
不安で不安で
緊張していました。
最悪、
猫が麻酔から目覚めず
そのままお別れすることに
なったらどうしようとか、
ついには
病院で私が先生相手に
パニックを起こしている夢まで
見るしまつ。
でもね、
すべて杞憂でした。
手術を終え、
我が家に帰ってきた愛猫は
何も変わらずケロッと元気。
術後の注意点である
•暖かい場所で休ませて
ふらつき、眠気、吐き気、
食欲不振などのチェック
•少量のごはん、水から与え
吐き気がないか確認
もちろん従ったけれど
ほぼ必要なく
あっという間に普段通りに
戻すことができました。
なるほど、周囲の評判どおり
場数をこなしていることで
手術の腕に
ますます磨きがかかり
評判が評判を呼びさらに
数をこなし熟練することで
結果手術を受ける猫への
ストレスが
最低限で抑えられるという
好循環。
いい病院を教えてもらって
よかったです。
私のような猫飼い初心者で
これから
猫の去勢避妊をする方、
ぜひ
病院選びはお住まいの地域で
綿密に情報収集して下さいね。
なんだかんだ言って
手術は大ごとです。
飼い主にも猫にもストレスは
かかります。
ただでさえ大変なことなのに
無用なトラブルがあっては
いけません。
信頼できる病院を
見つけられれば、あとは安心、
大丈夫。
個人的な印象で
猫を飼っている方は情報通で
親切な人が多いような気が
します。バンバン聞いて頼って
猫にとって最適な病院を
見つけて下さいね。
