オンライン座禅会にて‥
私は毎朝、
オンラインで行われている
座禅会に参加しています。
少し嘘です。
最近は寝坊することが多く
毎朝、とは言えません。(笑)
朝6時から30分間の座禅会。
15分間の座禅と
少しの法話、読経。
担当する僧侶は日替わりで
それぞれに個性があり
楽しいです。
今朝も参加し
そこで、僧侶から
ある仏語を
教えてもらいました。
「冷暖自知」
冷暖自知(れいだんじち)
仏語。水の冷たさ暖かさは、
自分で手を入れて初めて
感知できること。
悟りが他人から
教えられるものではなく、
自分で
会得するものであることに
たとえる。
(コトバンクより引用)
勇気が足りない‥
「やってみなはれ」
やってみよう、
やってみなければわからない。
サントリーの創業者である
鳥井信治郎氏の
口癖だそうです。
この言葉も冷暖自知同様
まず動け、ということかと。
でもですよ、
例えば
高いハードルを前にして
①失敗覚悟で跳ぶ
②逃げ出す
③理屈をこねて跳ばない
の三つの選択肢なら
私は③を選ぶタイプ。
失敗を過度に恐れ
とはいえ、逃げるという
みじめな姿は見られたくない。
そのため
なんだかんだの屁理屈をこね
体裁を保つという
一番厄介なタイプ。
そんな私ですから
今までに
大きな失敗はなく
ある意味平穏無事に
過ごしてきました。
それはそれで
いいのかもしれないけれど。
でも失敗しない分
成功体験も少なく
自分の持つ”輪”のようなものが
どんどん
狭まっていくのですよね。
それでも若い頃には
こちらからの働きかけなく
情報や刺激が周囲から
たくさん流れ込んできて、
行動範囲や交友関係も
自動的に広がっていた
気がします。
ところが
年齢を重ねると
周囲の環境も変化し
自ら動かなければ
縮小していくばかり
なのです。
それなのに
現状維持が一番安心と、
好奇心を失い
自分の”輪”は狭まる一方な
今日この頃。
ち~さな、実体験。
冷暖自知。
やってみるのが一番、
と実感したできごとを
ひとつ。
あまりに
しょーもないことですが。(笑)
私は韓国ドラマを
よく観ます。
韓国の俳優さんたちは
素敵な方が多いですよね。
その中でも有名なのは
元祖韓流四天王のひとり、
イ・ビョンホン。
韓国ドラマに興味がなくても
イ・ビョンホンの顔と名前が
一致する人は多いのでは
ないでしょうか。
私も、知ってはいました。
ただ、彼が出演するドラマは
観たことがなかったのです。
そして私が持つ
イ・ビョンホンのイメージは
「ただ、ニヒルに笑う人」。
(ファンの方、すみません。)
なぜ、彼が評価されているのか、
ピンときていませんでした。
ところが最近見始めた韓ドラ、
「私たちのブルース」での
イ・ビョンホン。
何というか、すごいんです。
イ・ビョンホンが演じている
というよりは、
もうそのキャラが実在している
というのか。
画面の中にイ・ビョンホンは
いなくて、そのキャラが
生きているだけというのか。
何がいいたいかというと
その俳優の魅力が分からないと
四の五の言っている間に
一作でも彼のドラマを
観ればあっという間に
納得できたのだ、ということ。
行動すれば
結果が出るということ。
とはいえ臆病者の私は
韓国ドラマ鑑賞レベルの
ハードルは跳べても
擦り傷切り傷覚悟と
なると難しい。
でも
「冷暖自知」。
勇気をもって
いろいろなことを
実感していこうと思います。