私は心臓に持病があります。
不整脈と狭心症です。
20年位前が一番症状が
重かったように思います。

当時は仕事で
体への負担が大きい上に
精神面のプレッシャーも
強く感じていました。
要は
ストレスフルな毎日
だったのです。

その後働き方も変え
時の流れと共に
周囲の環境も変わったことで
随分
発作の数も減ってきました。

とはいえ
油断大敵ですから
疲れすぎないように
活動をセーブしたり
睡眠時間もしっかりと
確保するように
努めています。

それなのに
先日、久しぶりに
狭心症の発作が。
発作がおきるのは
たいてい深夜の就寝中ですが
その日は明け方でした。

胸が痛み始め
次に奥歯がギューッと
痛む。
その時点でよろよろと
起き上がり、
台所に向かって
水を一杯飲むと治まります。
もう、慣れたものです。

ほぼ
起床予定時間でしたから
そのまま起きてしまっても
よかったのですが
発作もおきたことだし
少し休もうと
二度寝をすることに
しました。
起きたのは2時間後。
仕事の準備を考えると
ギリギリの時間です。

「まずい!」

すべての動作が倍速です。
バタバタと動き回り
動きながら

「ん?」

と気付きました。
ギリギリまで寝て
バタバタと動く方が
心臓に悪くないか、と。
2時間前に起き上がり
ゆっくりと準備を
進めた方がよかったのでは
ないか、と。

そんなことを考えつつも
時間の帳尻を合わせて、
一日が始まりました。

でも
発作うんぬんを抜きにして
朝にバタついた日というのは
その後も落ち着かないもの。
大きなミスはなくても
例えば、
手に持ったものを落とす、とか
ただウロウロと歩き回り
効率が悪いとか。
そう考えると
朝をどう過ごすかというのは
大事です。

その後、
体には特に問題もなく
過ごしています。
季節の変わり目、
自律神経の乱れも一因かと。

そして
器質的なもの以外に
私の性格が
この病気に大きく影響
しているようにも
思えてきました。

二度寝をして慌てて起きる
という判断ミス。
案外この考えの至らなさが
事態を悪くしているのかも
しれません。

因果応報
仏語。前世あるいは過去の
善悪の行為が因となり
その報いとして
現在の結果がもたらされること。
(デジタル大辞泉より)

私は
いいことにも悪いことにも
結果には必ずそれなりの
原因があると考えています。
今まで
遺伝のせいにしていたところも
ありましたが
長年私を苦しめるこの持病は
私の
その場しのぎのだらしなさも
少し関係しているのかも
しれません。

いずれにせよ
気分よく毎日を過ごすためにも
心身、そして時間に
ゆとりを持った生活を
目指したいものです。









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投稿者について

柔道整復師&パーソナルトレーナー&フィットネスインストラクターです。筋肉、骨、関節を中心に健康に関する情報をあれこれ、読書好きなのでお勧めの本を紹介したり、韓流ドラマ好きなので感動したら思わず感想を書いてしまうこともあるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。

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